マルマトリートメントセラピスト協会
セルフケアの事例

前傾している骨盤に対するセルフケア
(メビウスの輪状に形成した装身具 特許出願済)からの抜粋 特願2015-250929 出願者 西山茂樹

前傾している骨盤に対する「メビウスの輪状に形成した装身具」の装着方法
写真/前傾している骨盤に対する「メビウスの輪状に形成した装身具」の装着方法

骨盤の前傾・後傾を「メビウスの輪状に形成した装身具」でコントロールする方法 【前傾版】

モデルさんに装着していただいたのは腰部への「メビウスの輪状に形成した装身具」の一例です。支持基底面の中に収まる部位が増え、力を使わずにすっと立つ。ということができるようになります。

【軸足を知る】
まず、倒れないように十分に注意しながら片足立ちをします。しっかり立つ方が軸足、ふらつく幅が大きい方が利き足。太ももの筋肉が強く大きい方が軸足、細い方が利き足。
歩きだす時に残る方が軸足、先に出る方が利き足。などの判断でご自身の軸足が左右どちらか、感じ取ってください。

【装着方法】
腰骨(腸骨)の上辺(腸骨稜)から指3本分(4〜5cm)ほど下あたりのおさまりが良いところに装着します。前傾の角度が強い人はこの上辺も前方に傾斜していますが、最初はあまり深く考えずに、触ってみて一番上になっているところから指3本分ほど下でおさまりの良いところを探してください。

【軸足に適した回転】
右軸足の人は「右半身/右軸足」のための回転。左軸足の人は「左半身/左軸足」のための回転が基本です。回転の向きは既述の通りです。
今回のモデルさんは「左軸足・前傾」という条件で「左半身/左軸足」のための平ゴム製「メビウスの輪状に形成した装身具」を装着し、前傾している骨盤を立てました。
ご自分で装着する時は、鏡などで体の側面を見ながら装着してください。
違和感、不都合を感じた際にはすぐに外すなど、ご自身の体調はご自身で管理してください。

★ 正しい装着だと、前傾・後傾ともに骨盤が立ち、身体の力がふっと抜ける、背が伸びる、目線が高くなる、腰の周りの筋肉がはって痛かった人は楽になる、ウエストは数cm引っ込む、腰回りの温度が上がるなどの変化があります。

★ 違う装着だと、前傾の人はより一層の前傾〜変わらず…の反応を示します。しかし、まれに、逆のパターンの方もおられますので、初めて装着する時には「右半身/右軸足」「左半身/左軸足」を2種類とも試した方が良いです。以降は、正しい装着になる方法を選んでください。

「メビウスの輪状に形成した装身具」の材料はダイソー、キャンドゥなどの100円ショップでそろいます
写真/もっとも基本的な「メビウスの輪状に形成した装身具」の材料は、ダイソー、キャンドゥなどでそろいます。

【制作方法 初級編】
最初は、多くの町で入手しやすいものとして、ダイソーやキャンドゥといった100円ショップ、ユザワヤなどの手芸店で販売されている平ゴムを使うと楽です。幅は、8コール以上のものがパワーがあって腰部には使いやすいです。
「右半身/右軸足」「左半身/左軸足」のための回転を作り、縫い合わせます。ご自分の腰部円周の80%ほどの長さで制作します。

中級編としては人工皮革で作る方法もあります
写真/人工皮革でつくる方法もあります

【制作方法 中級編】
装着する人のサイズがある程度正確にわかったら、伸縮しにくい人工皮革などで作るのも良い方法です。
伸縮しにくいので、ご自身のサイズを基準に数cm〜10cmほど幅を持たせて、少し長く裁断した面ファスナーを縫い付けます。
数cmの余裕があればズボンやスカートの上から装着できます。この場合は、同一面の両端に面ファスナーを縫い付けます。

装着時に半回転させてメビウスの輪を完成させるので、面ファスナーは必ず同一面につけます。
このタイプを装着する時は、「右半身/右軸足」「左半身/左軸足」の回転(既述)に気をつけます。
上級編として後述しますが、前傾が強い人は日ごろから腰回りに違和感を感じておられる人も少なくないので、これを様々なシチュエーションで装着したいというニーズも生まれます。その時には「おしゃれ」と「作用」を上手に組み合わせるという要素も重要になります。

メビウスの輪状に形成した装身具
写真/上から、人工皮革製、平ゴム製(右半身/右軸足)、平ゴム製(左半身/左軸足)

写真の「メビウスの輪状に形成した装身具」は、上が合成皮革、中が右半身/右軸足用、下が左半身/左軸足用です。

★ 制作時にケガなどしないように注意しましょう。
★ このセルフケアおよび発明に関する注意事項は既述の通りです。ご了承いただいた方のみ、お試しください。

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連絡先 当会代表西山宛てのEメールです。marma.nishiyama@gmail.com @を半角に打ち変えて、送信してください。
前記の通り、ノウハウに関するご質問は一切お受けしませんので、悪しからずご了承ください。

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